非常用発電機

非常用発電機を使えば停電中でも電気を使用する事が可能です。内燃式発電機の定格出力10kw未満ならば、電力会社に申請しなくても、一般用電気工作物として使用できるようです。

しかし、電気設備技術基準 第61条に、常用電源の停電時に使用する非常用予備電源(需要場所に施設するものに限る.)は、需要場所以外の場所に施設する電路であって、常用電源側のものと電気的に接続しないように施設しなければならないと決められている様です。

常用電源(家に電柱から供給されているもの)と非常用予備電源(非常用発電機)は、繋いだままにしておいてはいけない、停電時に繋ぎ変えるか自動で切り替わる設備を設けなければいけないのです。

非常用発電機を使用する場合、独自回路で使用しなくてはいけません。常用電源と非常用発電機の接続工事をするにあたって、非常用設備の資格を取得している特殊電気工事業者に切り替えてもらう必要があります。

難しいそうに思われますが、事前に業者に依頼して工事してもらえば停電時にあせる事はありませんね。発電機も以前に比べ低価格になってきています。最悪の場合ですが、工事を依頼しなくても発電機から延長コードで必要な電気だけ使う方法もあります。

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